体と対話するエクササイズ
先日リボーンエクササイズを続けて4回目の方からレッスン終了後にこんなメールをいただきました。
「自分の体と会話しながら、というアドバイスが少しわかってきたこの頃です。
これまではやみくもにあちこち押してたのですが、
昨日の1時間は結構自分のツボをひとつずつ見つけながら押してました。」
※この中のツボというのは、痛いところ・硬いところ・響くところです。
とても嬉しかったです。
まさにそれが狙いだから!
そうなんです、リボーンエクササイズは「自分の体と対話するエクササイズ」。
闇雲に鍛えるとか、ひたすら頑張るとか、そういうものではないのです。
毎回まず初めに体の状態を観て、何をするか決めます。
丁寧に、ひとつひとつの動きを感じながら「ほぐす・伸ばす・つなぐ」動きで、その人が使いやすい体をつくっていきます。
特に最初のボールを使って硬さを取っていくエクササイズは、これまでの自分の体の使い方の結果である「今の体」と向き合う作業なんですね。
それが、ほぐして硬さや痛みを取るよりことよりも、ずっと大事でこのエクササイズの目的なんです。
多くの方が「あーーこんなところがこんなに痛いなんて!」と悲鳴をあげます。中には悲鳴すら出ない方も・・・^^;;;
そしてどこか腑に落ちちゃうんですよね、「そりゃあ肩こりや腰痛になっても仕方ないわ」「子宮筋腫できるわこりゃ」(これは私です笑)って。
「こんなカチカチの状態でも頑張って歩いたり動いてきてくれた体にありがとうですね!」とお声がけしています。心からそう思うんです。体、本当にえらい!!って。あまりに健気で涙出そうになる時もあります。
そしてそのカチカチは、他でもない自分が作ったもの。
それを他の誰かや何かにどうにかしてもらうなんて出来ないんですよ。例え良くなっても、すぐに戻ってしまいます。使い方が変わらないから。
あなたにしか、出来ないんです。
そしてあなたなら出来るのです。
体は必ず変わります。
感覚も変わってきます。
不調などの変化に気が付くのが早くなります。
どう対処すれば良いか、わかってきます。
自分の体を知ること、とても大切です。体はモノじゃないから。
感謝して労いながら、対話で体の声を聞いていきましょう。
「老人のような歩き方が気になっている」と仰っていた60代のこの方も、どんどん立ち姿や歩く姿勢に変化が起きています。もちろん良い方にです!初診時の施術で主訴だった背中の痛みも消えてきました。
いくつになっても、はつらつとした立ち振る舞いでいるために出来ること。
不調の改善のために自分で出来ること。
あります!!
ぜひリボーンエクササイズで体と対話してみませんか?